ホノルルマラソン2013出場への想い

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taku選手は、3日に無事現地入りしました。

昨年、ホノルルマラソン日本人1位でゴールしたtaku選手。当時は、まだ実業団に在籍していました。

taku選手には、ホノルルマラソンに出場し陸上人生の価値観が180度変わったと言います。

そのエピソードについて今日はお伝えします。

taku選手は、昨年ホノルルに出たのが、実業団引退レースでありフルマラソン初挑戦。そのレースがある出来事があり毎年、ホノルルマラソンに出場することを決意しました。

taku選手はそれまで、実業団時代 自分が勝つことだけを考えトレーニングしてきました。
でも、その実業団のやり方ではもう、強く成れないこともわかっていました。

そこで、
「陸上が好きな人が、一生走ることに関わり続けられる社会にするには?」

自らが事業を立ち上げ、会社を運営しながら現役選手を続け、結果を出すことを選び、独立しました。
ホノルルマラソンは、日本人が一番多く出る海外レースだったこと、日本人男子(選手)が、誰も出ないレースだったことを知り、自分の存在を打ちだすために、当初出場しました。

しかし、走ってみて衝撃的でした。
走っているランナーが、名前もしらない自分を

「日本人トップだよ!がんばって」
「がんばれ!!!日本人」

と、自分も走っていてしんどいだろうに
大きな声を出して、応援してくれたのです。

taku選手は、これまで一般のランナーと走ったことがありませんでした。

自分のことより、相手のために声をかけ、応援してくれる気持ちに感動し最後の、800mのゴールでは、涙がでました。

今まで、箱根・実業団のニューイヤー駅伝と、日本代表としても海外で走ってきましたが
沿道の声援を、当たり前に捉えていた。でも、そうではなかった。

自分が、陸上人生を走ってこれたのは間違いなく、まわりの応援があったからだ。
応援してもらった気持ちを、自分の走りで、結果でかえしたい。

taku選手は、ホノルルマラソンを主戦場として毎年走ることを選びました。

昨年は、日本人1位 総合9位でゴールしましたが今年は、総合優勝 「1位」の 表彰台を目指します。

ホノルルマラソン41年の歴史上、初となる日本人の総合優勝&表彰台です。

今年、ホノルルマラソンを走るランナーの皆さん折り返して帰ってくる自分の姿を、楽しみにしていてください。

ゴールで待っています。

           プロマラソンランナー taku 原田拓

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